画面の解像度とアプリケーション


今回はちょっと愚痴ってるだけなので、読み飛ばしてくださいませ(汗)


ちょっと某所の記事のある箇所がどうも最近の自分の琴線に触れたようなのでつらつらと書いてみる。


ここ、2〜3年、ネットブックっていうカテゴリーのノートPCが流行ってる。うちでも2台、ネットブックと言われるであろうPCがある。これらの画面の解像度はどちらも1024x600。通常のXGAと比較して縦がちょっと短い。が、Officeとかサイト閲覧とかは特に大きな問題じゃない。


とは言うものの・・・


カミさんが最近はまってるゲームがあって、これの一部のゲームがXGAサイズを要求してくる。まぁ、ゲームなのでそういう決めウチでゲームを作る必要はあるかもしれないけど。


自分も一応はソフトウェア開発者の末席を汚す者なので、Windows 2.0から開発してた自分から言わせてもらうと、使う側の解像度を決めうちして作るのはどうも納得がいかない。当然、VGAよりも小さい解像度にまで合わせる必要はほとんどないだろうけど、できればどんな解像度にも対応したUIの設計をすべきなのではないか、と。UIの設計って、CUI時代から比べればかなり比重が高くなっていて、顧客からはマニュアル見なくても7〜8割の機能が使えるように、ということもままある。要は、カリカリにチューニングしたエンジンよりも見た目重視になってきている感じがする。


ちょっと横道にそれました。


使う側の解像度を決めうちしてアプリを作成するのは使う人を選んでしまうことにもつながる。だからといって、作成したのち、別の解像度に対応しようとしてアプリに手をいれると、これが結構なコストがかかる。


とはいえ、開発キットなどであらかじめ解像度が固定されている場合もなきにしもあらず。携帯端末はその傾向が強いかな。


最近のandroid端末は、高解像度のものがちらほらと出てきている(800x480→1024x600)。当然、アプリを「これから」作成する開発者はその解像度も視野に入れて作成することだと思う。


で、最初の記事に戻るのだけど、この箇所。

7型ワイドというサイズだけあって、それ以上の解像度も期待したいが、「供給されているAndroidアプリケーションのほとんどが800×480ドットまでを想定しているので」という事情を考慮したようだ。


そりゃ、今現在のアプリはそうかもしれんが、すでに1024x600のデバイスが出荷されてる以上、このコメントはどうなんだろう?と思う。同じ7インチサイズGalaxy Tabで1024x600で快適に使えるアプリもそこそこの数がすでにあるというのに。どうも日本のメーカーって最近、先を見越していない気がする。Lynxもそうだったし。その場限りを凌ぐというか・・・。ハードの仕様において、「コストと液晶パネルの供給数の関係でこの解像度にしました」っていうならまだ納得しやすいんだけどな。解像度の決定をアプリの素性のせいにしてるのはどうも納得いかない。だって、アプリはバージョンアップで対応できるが、ハードはバージョンアップってわけにはいかないから。


ああぁ、なんかぐたぐたな文章になってしまった。読んでしまったかた、どうもすみません。次回からちゃんとGalaxy Tabについて書きますからどうぞご勘弁をm(__)m